年会費とポイント還元率を考慮したクレジットカードの損益分岐点計算ツール【Googleスプレッドシート版】【Excel版ダウンロード】

クレジットカードは年会費無料のものが多数ありますが、ゴールドカードやプラチナカードなど年会費が有料の場合、安いものは年間数千円から、高額なものは3万〜10万円以上など多岐にわたります。

クレジットカードにおいては、

  • 限度額
  • ステータス
  • ポイント還元
  • 独自のベネフィット(利益を意味する言葉ですが、この場合“付加価値”としても)

あたりがチョイスのポイントとなりますが、高額な年会費を払ってまで、果たして価値があるのか? と考えてしまいます。そんなクレジットカードの年会費に対して、お得に使えているかの計算をするためのツールです。

年会費をペイするには?

クレジットカードの年会費をペイするために、まず思い浮かぶのは利用額とポイント還元の関係。多くのクレジットカードは1%の還元率のため、1ポイント=1円の場合、単純に考えるとゴールドカードが10,000円の年会費をペイするためには、年間100万円の利用が必要です。

単純な計算としてはは、年間100万円以上の利用がある人が、10,000円かかる年会費のクレジットカードの恩恵を受けられるのです。

ただし、ポイント還元のほかに独自のベネフィット(利益や付加価値)があり、例えば優待券や割引券などが支給される場合、利用額がもっと少ない状態で損益分岐点を迎えます。

無料〜格安の年会費の場合はほとんどの場合ポイント還元で得をしますが、年会費が数万〜十数万のものになると、ベネフィットの内容や価値がグンと上がるため、年会費をはるかに超える恩恵を受けることができます。

クレジットカードの損益分岐計算

まずはサンプルをご覧ください。

  • クレジットカードの(本会員の)年会費
  • そのカードの還元率
  • 1ポイントあたりの価値(例えば1Tポイントは1円)
  • カード自体の付加価値(ガソリン割引や優待券など)

これに加え、

  • 家族カードの年会費と発行枚数
  • ETCカードの年会費と発行枚数

おおむねどのクレジットカードでも扱う項目を用意しています。それに加えて、1ヶ月のカード平均利用額を入力すると、年会費に対する損益分岐点の金額が算出されます。さらに、月額換算でいくら利用するとペイできるのか、の金額もわかります。

最終的に、あなたのそのクレジットカードの使い方はいくら得しているのか、損しているのかも把握することができます。

各明細について

還元率

そのカードの還元率です。楽天カードなんかは1%、エネオスカードは0.6%とカードによってまちまち。

1ポイントあたりの価値

TポイントやPontaポイントなどは、多くの場合1ポイント1円。

マイルの場合、

  • 国内線特典航空券 2円〜4円
  • 国際線特典航空券 4円〜14円

クレジットカード独自の付加価値(ベネフィット)

  • ガソリン割引
  • 買い物割引
  • 優待券
  • 追加キャッシュバック
  • 誕生日などプレゼント特典
  • 年度更新特典
  • ボーナスマイル
  • プライオリティパス

など、付加価値を換算した金額。

ボーナスポイントプログラム参加費(メンバーシップ・リワード等)

年会費以外にかかる追加の諸経費。

  • アメリカン・エキスプレスのメンバーシップ・リワード・プラス
  • ダイナースグローバルマイレージの年間参加料
  • 各社のマイル移行手数料
  • JALカードショッピングマイル・プレミアム

など。

この例の場合

年会費が11,000円(税込)のゴールドカードです。還元率は1%ですが、航空会社のマイルに変換することができて、1ポイント=2円で使えるとします。そしてベネフィットとして空港ラウンジが使えるので、年間5,000円お得になるとします。

さらに、家族カードは1枚4,400円かかり、ETCカードの発行で1枚500円かかります。

最低限かかる維持コストが15,900円です。シミュレーション結果には、「このカードでいくら使えば元が取れるのか」の金額が表されます。

この場合、年会費+オプション費用をペイするための最低利用額としては、年額54万5050円の利用が必要と言うことがわかります。月額換算で、45,000円ちょっとです。

さらに下部にはクレジットカードで支払う1ヶ月の平均利用額の入力欄があります。ココに実際に利用するであろう金額を入力します。

この例では、1ヶ月のカード利用平均が50,000円の場合、年間の利用が60万円ですから、1年間で獲得できるポイント数は6,000ポイント、1ポイント=2円の価値がある想定だと、現金換算で12,000円獲得できることになります。ベネフィット分も加味した最終的な損益額としていくらになるのかを確認することができます。

総合判定として、カードスペックとバランスが取れているかどうか、判定結果が表示されます。

クレジットカードの損益分岐計算 自由操作用

太枠の部分の数値を自由に変更してお試しいただけます。

【Googleスプレッドシート】クレジットカードの損益分岐計算 自由操作用
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1KRC_6iwZLo_FIcjfIJQdHVjGvJSAm6X91wckp_eCk3c/edit#gid=0

クレジットカードの損益分岐計算 お持ち帰り用

Google スプレッドシートを利用するにはGoogleアカウントが必要です。事前に登録し、ログインしてから以下のURLにアクセスしてください。

【Googleスプレッドシート】クレジットカードの損益分岐計算 お持ち帰り用
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1qMpyzPf7Iy3SdJbWFzuYXTNKNyEIvpXVhMtGeCHO_LM/edit?usp=sharing

Google スプレッドシートの「ファイル」→「コピーを作成…」をクリックして、自分のGoogle ドライブ内に作成します。

アクセス権をリクエストしても権限を与えることはできませんので、「ファイル」→「コピーを作成…」から複製して、ご自身の環境にコピーしたあとに、ご自由にお使いください。
【Excel】クレジットカードの損益分岐計算 お持ち帰り用
【Excel形式】クレジットカードの損益分岐計算 お持ち帰り用

ぜひ、お手持ちのクレジットカードまたはこれから作ろうとしているクレジットカードの情報を入力してみて、果たしてお得か損か?をシミュレーションしてみてください。

謝辞

この旅程表を作成するにあたり、「Excel家計簿」さんにご協力いただきました。ありがとうございました。

Excel家計簿 – このブログは、架空のキャラクターである独身OL「えっちゃん」が、家計簿をつけながらExcelの関数・使い方を覚えていくブログです。

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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県出身、仙台市在住です。 財布の薄さ・美しさ(財布の偏差値)の研究からはじまり、クレジットカードの仕組みやサービスの特長を把握し最大限活用することに美徳を感じています。 2015年にはSFC修行にアタックし、2016年に無事プラチナサービスとSFCカード発行をしました。SFCホルダー継続中です。 現在は、クレジットカード、銀行口座、マイル、ポイントカードを中心とした研究を日々行っています。